ロジスティクス国土交通省は、令和6年能登半島地震により被害を受けた家屋などの解体工事の本格化に伴い、円滑な災害廃棄物処理を進めるため、11日より、石川県の宇出津港から新潟県の姫川港(リサイクルポート)への海上輸送による広域処理が始まったことを発表した。今後は、宇出津港に加え、飯田港からも海上輸送による広域処理が実施される予定。
輸送した災害廃棄物は、木くず(能登町の公費解体で発生した解体ごみ)で容量2000立方メートル。輸送ルートは宇出津港(石川県能登町)~姫川港(新潟県糸魚川市)で、糸魚川市内の中間処理施設(カネヨ運輸)で破砕後、同市内のセメント製造施設(デンカ)の燃料として使用する。
宇出津港及び飯田港は、地震の影響により大きな被害を受けたが、ことし1月2日より港湾法第55条の3の3の規定に基づき、港湾管理者である石川県の要請により、国が港湾施設の管理を実施している。管理期間中に国が実施した岸壁や物揚場の応急措置により、船舶が利用できる状態まで機能を回復したという。
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