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スマートマットクラウド導入で棚卸し作業3割削減

2024年7月11日 (木)

調査・データIoT技術を使って在庫管理の効率化や工程の改善を実現する在庫管理システム「スマートマットクラウド」を運営するエスマット(東京都品川区)は11日、骨材メーカー松阪興産(三重県松阪市)への導入事例を公開した。

スマートマットクラウドは、現場のあらゆるモノの在庫数をIoTで見える化し、在庫管理を自動化する。従来、多くの人手をかけていた棚卸や、人手では不可能だったリアルタイムでの在庫数の把握など高度な管理から発注まで完全自動化できるため、省人化や作業の効率化などを実現する。

(出所:エスマット)

2018年の事業開始以来、製造業やサービス業、医療機関など幅広い業種で採用され、既に1800件を超える導入実績がある。

松阪興産は砕石や砂、生コンクリート、コンクリート二次製品、アスファルト合材などの製造・販売を行っており、今回導入した楠工場(同県四日市市)ではオーダーメイド製品の製造が多いため、使用する材料や資材、付属品が多岐にわたっていた。このため、在庫管理の際のカウント漏れや誤りも多く、棚卸の精度や労務の負担が課題だった。

スマートマットクラウドの導入後は、棚卸作業の日数を1日短くできたほか、月1回の原材料の棚卸は3割の作業を減らすことができた。また、倉庫内も整理され、作業効率も向上したという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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