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群馬に最先端ドライビングシミュレータ研究所開設

2024年7月12日 (金)

荷主S&VL(東京都江東区)は12日、群馬県太田市にアジア初の最先端ドライビングシミュレータ技術研究所を7月29日に開所すると発表した。この施設はデジタルツイン技術を活用し、自動車開発で試作車を使用せずにシミュレーションを行うものである。自動車産業が100年に1度の変革期を迎える中、試作車に依存しない開発手法を提供することで、コスト削減と開発効率化を図る。開所式には群馬県知事や太田市長が出席し、デモ運転やメディア試乗会も実施される予定。

S&VL技術研究所は、縦15メートル、横15メートル、高さ10メートルの大型施設内に設置され、1分の1サイズの車体を用いたドライビングシミュレータDiM300を設置。このシミュレータは、幅広い前後・横方向の動きや加速度、高応答性を再現することで、実際の運転環境に近い条件でのテストを可能にしている。また、車線変更時の横加速度なども正確に再現できる。

S&VLは、ドライビングシミュレータサービス、シミュレーションモデル開発、実験計測受託サービス、コンサルティングサービスなどを提供し、自動車メーカー等の開発を全面的にサポートする方針である。これにより、業界全体のデジタル化を推進し、より高品質な自動車開発を支援することを目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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