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国交省、ベトナム海事大で日本の物流講座

2013年3月21日 (木)

話題国土交通省は19日、ベトナム海事大学で物流を学んでいる学生などを対象に、日本の優れた物流システムを体系的に講義する「物流人材育成モデル事業」を今月11日から15日にかけて、ベトナム・ハイフォンの同大学で実施した、と発表した。

流通経済大学の林克彦教授がロジスティクスの役割、コンテナ物流、複合一貫輸送、ASEAN域内での物流事情と課題に関する講義を担当したほか、雨宮正啓弁護士が海上保険を、JETROハノイ事務所の佐藤進調査員が日越経済関係に関する講義をそれぞれ行った。

実際の講義では、既に物流に関する基本的な知識を持っている学生が多かったため、理論的な説明とともに、ビジネスの現場に即して説明。学生からは多数の質問が寄せられ、物流政策やビジネスに対する高い関心が見られた。

今回の講義は、ASEAN地域の物流人材育成を図るために行ったモデル事業であり、受講生に講義に対する率直な意見、感想を求めるアンケートを実施するなど、講義を通じて得た教訓を基にフォローアップに取り組む。

■講義内容
日越経済関係、ロジスティクスの役割、コンテナ物流、複合一貫輸送、ASEAN域内での物流事情と課題、海上、輸送保険