拠点・施設NEXCO中日本(中日本高速道路)とNEXCO西日本(西日本高速道路)は、20日に全線開通から10周年を迎えた舞鶴若狭自動車道の整備による経済効果を発表した。
同発表によると、地域間の所要時間の短縮による経済効果を算出したところ、10年間の経済波及効果はおよそ5100億円と推計。就業者数は沿線3府県でおよそ3300人増加し、沿線を中心に就業者数の増加に寄与したとしている。この間、沿線市町村にはおよそ140の企業が進出、製造品出荷額などはおよそ2倍に増加し、貨物車移動量はおよそ1.6倍に増加。輸送範囲も拡大、北陸・関東・中国地方への貨物車移動が最大でおよそ2.5倍に増加したほか、農水産物の販路拡大にも貢献したという。さらに災害時の代替路としても機能を発揮、原発の避難ルートにも指定されたほか、4車線化により迂回路としての機能も強化。開通以来の累計交通量は およそ1億4000万台、2023年現在の平均交通量は1日あたりおよそ1万台となっている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com