ロジスティクス伊藤園と日清食品は22日、往路に茶葉、復路に即席麺を運ぶラウンド輸送の毎日運行を同日から開始すると発表した。両社は持続可能なサプライチェーンの構築を目指し、往路だけでなく復路の車両活用にも着目した「循環型」の物流連携を強化する。
今回の取り組みでは、往路で伊藤園の茶葉を愛知県江南市の生産委託工場から、静岡県牧之原市の管理倉庫へ輸送し、復路で日清食品の静岡工場(静岡県焼津市)から愛知県春日井市の在庫拠点へ即席麺を輸送する。この取り組みにより、トラックの使用台数を19%削減し、CO2排出も17%削減する見込みだ。
これまで両社は、「空きパレットの共同返却輸送」や「即席麺と茶葉の混載輸送」など、トラック台数の抑制やCO2排出の削減につながる取り組みを実施してきた。今後は連携を一層強化し、両社の製品を混載して輸送するなど、より広範な物流連携も検討している。
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