環境・CSR三菱HCキャピタルは24日、航空業界の脱炭素化に向けた取り組みとして、持続可能な航空燃料(SAF)の生産拡大を目指す企業間アライアンス「Sustainable Aviation Fuel Financing Alliance」に参画するとともに、SAF製造や技術開発会社に向けたファンド「SAFFA Fund I, LP」(SAFFA)に出資したと発表した。
同アライアンスにはエアバス(フランス)、カンタス航空(オーストラリア)、BNPパリバ(フランス)、エールフランスKLM(同)、Associated Energy Group(AEG、アメリカ)などが参加。航空業界や燃料物流、金融分野でのリソースやノウハウ、ネットワークを活用し、SAFFAを通じて廃棄物の再利用を可能にするSAF技術や製造事業に地域や製法を問わず投資を行う。各社はSAFFAの出資先が生産するSAFの優先購入権を有する。
航空業界では、脱炭素化が最重要課題の一つとされ、燃費改善や低炭素運航が進められている。IATA(国際航空運送協会)によれば、2050年までに航空業界がカーボンニュートラルを達成するためには、その65%がSAFに依存すると予測されている。
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