国内日本ペイントホールディングスは24日、同社グループの工業用塗料の販売などを手掛ける日本ペイント・インダストリアルコーティングス(東京都品川区)が、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が実施する、2025年大阪・関西万博会場への来場者輸送に向けた自動運転実証実験に対し、自動運転用特殊塗料「ターゲットラインペイント」を提供したと発表した。

▲ターゲットラインペイント施工箇所(日本ペイントホールディングス)
同社が開発したターゲットラインペイントは、自動運転用センサーが認識できる特殊塗料で、同塗料を走行経路に塗装すると、車両に搭載されたセンサーがラインを認識・追従し、自動運転が可能になり、橋梁やトンネル、ビル、山林など衛星測位システムが届きにくい場所でも自動走行が実現する。
同実証実験では、自動運転レベル4の許可取得に向けて、大阪・関西万博で実際に使用される大型EV(電気自動車)バスが、ことし3月から25年4月の期間中に、舞洲・夢洲の公道上を走行する。ターゲットラインペイントは、走行ルート内のGPS信号が届きにくい夢舞大橋に塗装されている。
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