HLJ、ラピュタロボの自在型自動倉庫を採用

サービス・商品物流向けロボティクスソリューションを提供するラピュタロボティクス（東京都江東区）は、ホビーリンク・ジャパン（HLJ、栃木県佐野市）がラピュタロボティクスの自在型自動倉庫「ラピュタASRS」を採用、19日にHLJが国内初となる稼働を開始し、ラピュタASRSからの初出荷が完了したことを発表した。

（出所：ラピュタロボティクス）

模型、プラモデル、玩具などの販売および輸出入を手掛けるHLJは、国内外に向けて幅広い商品の販売を行っている。それらの保管、管理、出荷業務をより円滑で効率的なものとし、また現場では負荷の高い3Kと言われる業務や単純作業を自動化し、人手をより価値の高い業務に割けるようにするため、自動倉庫を活用した省人化・省力化への取り組みを検討していたという。しかし、既存倉庫への導入となるため、現在の倉庫の稼働を止めずに導入することと、既存倉庫の内部形状に対し、自動倉庫の形状が対応できるかが課題となっていた。

「ラピュタASRS」は、独自のモジュール構造により、倉庫の内部形状に関わらず、柱型や梁型を避ける形状に組み上げ、限りある空間を最大限に活用可能で、自由度の高いレイアウトが可能なのが大きな強み。HLJの倉庫にある防火シャッターの開閉を妨げない独自仕様のフロアパネルによって防火区画を跨いでの設置にも対応することができた。導入後の規模拡大や他拠点への移設も可能で、繁忙期と閑散期の物量の波動に柔軟に対応可能な点も評価につながり、採用が決定したという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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