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レックスプラス、6輪台車の自動搬送に対応

2024年7月30日 (火)

サービス・商品ロボット統合制御システムの開発を手がけるLexxPluss(レックスプラス、川崎市川崎区)は30日、台車自動けん引機「LexxTug」を改良し、物流現場で使用されるカートラック(6輪台車)の自動搬送を可能にしたと発表した。

LexxTugは同社の自動搬送ロボット「Lexx500」と組み合わせることで、既存のカートラックをそのまま無改造で自動搬送できる。最大300キロの荷物を載せて運ぶことができ、積み荷が偏った台車でも安定走行が可能。SLAM方式の誘導システムやLiDAR、超音波センサー、バンパーセンサーなどの複数のセンサーを併用しており、人がいる場所でも安全に、最適なルートを常に選択して走行する。

▲「LexxTug L」、6輪カートをそのまま搬送(出所:LexxPluss)

また、台車の着脱もすべて自動で行うため、作業員はロボットに搬送をすべて任せ、別の作業に集中できる。システム連携も可能で、WMS(倉庫管理システム)やWES(倉庫運用管理システム)から、レックスプラスの運行管理システムに対してAPIで作業指示を送れる。

カートラックは、主にスーパーマーケットなどの小売業界で、物流センターでの仕分けやトラックへの積み込み、店舗への搬入、店内での搬送などで活用されている。特に2024年問題への対応でドライバーの待機時間や荷役時間の削減が求められるなか、トラックへの素早い荷積みや荷下ろしを実現するための欠かせないツールとなっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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