行政・団体国土交通省は31日、日野自動車から7月31日に国土交通大臣に対して、リコールの届出があったと発表した。対象車種は「日野レンジャー」、合計3万5757台。
中型トラックの電気配線において、配索ばらつきの設計検討が不足していたため、左フレーム部の配線とエンジンサイドカバーなどの周辺部品が干渉しているものがある。そのため、使用を続けると、走行時の振動などで配線の被覆が損傷し、最悪の場合、配線の短絡により火災に至る可能性がある。
改善措置としては、全車両に保護材を追加し、一部車両に対してはエンジンサイドカバーを加工。配線に損傷が認められる場合は補修を行う。不具合件数は89件。同車の使用者には、ダイレクトメールまたは直接訪問で通知し、自動車特定整備事業者には、日整連発行の機関誌にて通知する。
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