サービス・商品コクヨの100%子会社でグループの物流を担うコクヨサプライロジスティクス(KSL、大阪市東成区)は1日、家庭にウォーターサーバー用の天然水ボトルを配送するPWリソース(東京都渋谷区)と大阪市内で共同配送を開始したと発表した。配送効率を向上することで、大阪市内の車両台数を年間2000台近く削減できるとしている。

(出所:コクヨサプライロジスティクス)
KSLは、コクヨグループのステーショナリー・通販事業での物流機能を担い、主にBtoB向けのサプライ用品や日用雑貨を配送している。ペーパーレス化など事務作業の省資源化、効率化で市場ニーズが変化している中、平日の配送車両の積載効率の改善や、ドライバー不足への対応が課題だった。
一方、家庭向けの天然水ウォーターサーバー事業を手がけるプレミアムウォーターホールディングス(東京都渋谷区)の子会社で、天然水ボトルの配送を行っているPWリソースは、平日は不在の家庭が多く、配送が週末に集中してしまうという悩みを抱えていた。
このため、配送の多い日が異なる異業種の両社で共同輸送の実現について協議を重ね、大阪市内で実施することを決めた。今後、積載率を高めてトラックの有効活用を図るとともに、車両台数の削減に取り組んでいく。
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