国際APモラー・マースク(デンマーク)は26日、中国とインドを結ぶ新たな海上輸送サービス「FI2」を開始すると発表した。中国南部・東部とインド西部を結ぶ週1便の定期サービスで、6月4日に上海を出港する初便から運航を開始する。
FI2は、公称積載量4500TEUの船舶6隻で運航。寄港地は上海、寧波、南沙、タンジュン・ペレパス、ナバシェバ、ピパバブ、ポート・カシム。中国-インド間の貿易需要拡大を背景に、輸送能力強化と安定的な物流サービス提供を狙う。

(出所:APモラー・マースク)
特徴の一つが、インド・グジャラート州のピパバブ港への寄港。同港は専用貨物輸送回廊(DFC)鉄道ネットワークへの接続拠点となっており、デリー、グルグラム、ノイダなどインド首都圏(NCR)への効率的な内陸輸送が可能となる。輸送時間短縮や安定配送につながることから、自動車、化学、小売、テクノロジー分野向け貨物への対応強化を図る。
同社南アジア担当マネージングディレクターのトーマス・テウウェス氏は、「FI2は、中国・インド航路における輸送能力、安定性、接続性向上という顧客ニーズに直接応えるものだ」とコメントした。
FI2は既存の「FI3」サービスを補完する形で運航され、極東-インド間で2本の直行海上輸送サービス体制となる。これにより、運航頻度やルート選択肢を拡充する。
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