ブルーヨンダーが米ワンネットワークの買収を完了

M&Aパナソニックコネクト（東京都中央区）は2日、同社の100%子会社の米国法人Blue Yonder（ブルーヨンダー、アリゾナ州）が、One Network Enterprises（ワンネットワーク、テキサス州）を8億3900万ドル（1280 億円）で買収完了したと発表した。同社は今年3月に買収を発表し、米国内での法的手続きや審査などを続けていた。

ワンネットワークは、米国テキサス州ダラス市に本社を置き、企業間のデジタルサプライチェーン（SC）ネットワークを提供。15万社以上が利用している。売上高は23年実績で8400万ドルだった。

ブルーヨンダーもAIを使ったSCプラットフォームを運用しており、今回の買収によって、顧客は在庫状況から原材料、完成品の動きに至るまでSCの上流と下流のすべての取り引き先企業とリアルタイムで連携し、データの共有が可能になるとしている。

また、ブルーヨンダーは、ワンネットワークの本社があるダラス市をグローバルイノベーションセンターと位置づけ、新たな AIイノベーションスタジオを開設するほか、カスタマーエクスペリエンスセンターの増設を計画している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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