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ブルーヨンダー、CO2排出の英プレッジ買収

2025年5月2日 (金)

M&Aパナソニックの傘下で、サプライチェーン管理ソフトの開発などを手がける米ブルーヨンダーは1日、貨物運送によるCO2排出量を測定するプラットフォームを運営する英プレッジアーステクノロジーズ(英国)を買収したと発表した。

プレッジは2021年に設立されたスタートアップで、物流事業者向けに貨物輸送によるCO2排出量を算出できるソフトウエアを開発している。

プレッジが開発したソフトは、物流サプライヤーから出荷データを自動で収集し、航空やトラック、鉄道、海上での輸送による排出量を算出する。今後、ブルーヨンダーは同社のプラットフォームを通じて、プレッジのソフトを提供する。これによって、利用企業は国際標準化機構(ISO)の規格にも準拠した排出量レポートを受け取れる。

同社によると、多くのCO2追跡ツールは、運送業者ネットワークに統合されていないため、データの範囲と精度が制限されている。両社のサービスが統合されることで、企業は自社や取引先の事業活動によるCO2排出量と大気汚染への影響を、データに基づいて明確に把握できるようになる。これによって、世界的な環境規制や報告義務を順守できるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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