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フードアサヒロジスティクス（さいたま市大宮区）は23日、青森県八戸市に新たな共配センターを開設し、11月7日に開所式を行うと発表した。青森県内で初の自社設備となる拠点で、盛岡・仙台・郡山の3拠点に続く東北4か所目の共配センター。関東・信越・東北を結ぶ共配ネットワークの整備を完了し、東日本全域の食品物流を自社オペレーションでカバーする体制を整える。
▲新たに開設した共配センター（出所：アサヒロジスティクス）
八戸共配センターは鉄骨造平屋建ての倉庫と2階建て事務所で構成され、敷地面積3023平方メートル、延床面積1140平方メートル。八戸自動車道・八戸インターチェンジから7キロの地点に位置する。冷凍（マイナス25度）、冷蔵（10度以下）、定温（18度）の各庫を備え、米飯やチルド食品など温度帯ごとに対応する設備を完備。青森県内や北東北の小売・外食向け食品配送拠点として機能する。
▲共配網イメージ（クリックで拡大、出所：アサヒロジスティクス）
同社は1945年創業以来、食品物流に特化し、関東を中心に事業を展開。東日本大震災を契機に東北進出を進め、2020年に仙台、22年に岩手・滝沢と新潟・長岡、24年に福島・郡山に共配センターを開設した。今回の八戸開設で、グループ会社アサヒフレッシュロジ（同）の拠点を含めた東日本一円の共配網が完成する。
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