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商船三井など、家畜糞尿からのバイオメタン活用検討

2024年8月19日 (月)

ロジスティクス商船三井は19日、グループ企業や自治体などと共同で、バイオメタンを製造し、道内の工場や道内港湾に寄港する船舶で低・脱炭素エネルギーとして活用することに向けた検討を開始したと発表した。参画するのは北海道浜中町、浜中町農業協同組合、タカナシ乳業、北海道ガス、商船三井さんふらわあ。浜中町で排出される家畜糞尿や有機物を原料として製造を目指す。

現在、LNG(液化天然ガス)は石炭・石油などの従来燃料に代わる低炭素燃料として利用されており、工場や船舶で従来の燃料に比べ、二酸化炭素の排出が25-40%削減できる。同検討において、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、同町内で製造するバイオメタンを工場や船舶で一部または全部利用する場合の事業性評価を行う。

バイオメタンは、既存の輸送や消費に関わるインフラを流用できるため、最終目標である脱炭素に向けた有効なエネルギーになると見られている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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