ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ネクサウェア、倉庫データ分析サービスを提供

2024年8月23日 (金)

サービス・商品物流DX(デジタルトランスフォーメーション)開発のNexa Ware(ネクサウェア、東京都千代田区)は23日、物流倉庫向けデータ分析サービス「ネクサ・ウェアハウスオプティマイザー(NWO)の提供を開始したと発表した。同社は物流効率化ソリューション開発のために、椿本チエイン(大阪市北区)とKDDI(東京都千代田区)が設立した合弁会社。

同サービスは、倉庫内データを分析して作業工程全体の最適化を図るほか、人員・作業量・時間を考慮した作業員シフトを自動作成、Webダッシュボードで可視化・提案するなどして、デジタル化による倉庫内業務の効率化を進める。23年度にKDDI物流センターで実施した実証実験では1.4倍の作業効率化を達成した。

▲Nexa Warehouse-Optimizerのイメージ図(クリックで拡大、出所:椿本チエイン)

具体的には、KDDIグループのフライウィールが提供するデータ活用プラットフォーム「Conata(コナタ)」を用いて、倉庫内で稼働するシステムや装置、ロボットなどのデータを集約・分析し、物流倉庫の現況をデジタル上に再現。このデータをNWOで可視化・分析する。

これによって、顧客ごとの作業フローや進捗状況を容易に把握できるようになるほか、倉庫内での作業内容や予測出荷量、現場の状況に応じて、作業員のシフトの自動作成も可能になる。また、倉庫内工程を可視化することで、当日の作業完了時刻を予測。荷物引渡し時間の遅延が予想される場合は、シフトの修正も可能。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com