
▲製造工場における活用イメージ(出所:シャープ)
サービス・商品シャープ(大阪府堺市)は26日、製造工場における材料や仕掛品の搬送を自動化するスリム型スタッカー自動搬送ロボットの受注を開始する。
同機は、従来のベルトコンベヤーなどの固定設備に代わり、各製造工程間で材料や仕掛け品の搬送と受け渡しを自動で行うロボット。製造ラインや工程の見直しがあった場合でも、走行経路を変更することで柔軟に対応可能で、スリムな本体設計により、幅900ミリの狭い通路でも通行し、搬送物の受け渡しを行うことができる。また、材料や仕掛け品の入った箱は4個同時に積載でき、それぞれを異なる目的地に搬送することも可能。
製造装置へ搬送物の受け渡しを行う移載ユニットは、本体に搭載したカメラの映像を元にポジションを高精度に調整するため、安定した受け渡しを可能としている。移載ユニットは、搬送する箱の側面をバキュームして保持する吸着式のほか、アームで持ち上げるフォーク式などにも対応。搬送物に適した方式を選択できるとしている。
なお同機は、9月10日-13日に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2024」の第一実業ブースでデモンストレーションを交えた展示を実施する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com