荷主ドイツ商用車メーカーのマン・トラック&バスは26日、大型EV(電気自動車)トラックの新型「MAN eTGX」が、世界初の大型EVトラックの比較テストで1位を獲得したと発表した。空車重量の軽さや調和のとれた運転性、簡単な操作性などが評価された。
比較テストは、業界誌「Trucker」が実施。6台の長距離輸送用大型セミトレーラートラクターを対象に、数日間にわたる集中的なテスト走行を行い、総合点で順位を決めた。
eTGXは、ホイールベースが3750ミリとコンパクトで、1時間当たり534キロワットを供給する6つのニッケルマンガンコバルトバッテリーパックを備えている。また、自動4速ギアボックスが搭載され、330キロワット1150ニュートンメートルのトルクを電動モーターから後車軸に分配する。
同社は「3~6個のバッテリーパックを選択できるモジュール式バッテリー構成で高いスコアを獲得した。顧客はこれによって、都市内のスーパーマーケットへの配達から地域の建築資材供給や長距離輸送まで、あらゆる用途に合わせて、航続距離、積載量、充電時間の観点から最適な車両構成を選択できる」としている。
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