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メガソフト、物流倉庫3Dに動線検討の新機能を搭載

2024年8月28日 (水)

サービス・商品倉庫向けレイアウトソフト「物流倉庫3D」を開発、販売するメガソフト(大阪市北区)は27日、同ソフトに新機能を搭載した新バージョンをリリースしたことを発表した。フォークリフトや作業者の動線検討と、動作・走行・歩行イメージをアニメーションで出力できるもの。レイアウトの検討・提案だけでなく、機器類のプロモーションにも活用できる。

同ソフトは、倉庫内外の平面レイアウトを作図し、1クリックで立体化、3DCGで確認できるソフトで、2020年に販売を開始した。CADやBIMソフトのデータを活用して倉庫本体を映像化し、棚やラック、マテハン機器、人物などの3Dオブジェクトをマウスで配置するだけで、現実により近い倉庫内のイメージ図を作成できる。倉庫空間の有効活用や収集・出荷の効率化、作業者の負担軽減、安全確保など、作業環境の改善も視野に入れたレイアウトの検討・機器導入が可能になり、これまで400ライセンス以上の販売実績がある。

新たに搭載されたのは動線計画機能で、レイアウトした平面図に経路を入力し、フォークリフトや人の移動に必要な距離や時間をシミュレーションできる。経路ごとに一覧表も出力でき、CSV出力にも対応。Excelで編集すれば、トータル作業時間の算出にも使える。

また、動線に沿って走るフォークリフトや旋回するロボットアーム、歩行する作業員、動作を付けた機器類をアニメーションで表現することも可能で、作業の様子を具体的にシミュレーターできる。このため、レイアウトを検討する際、実際の職場環境をイメージしやすくなるほか、よりわかりやすいプレゼンテーションもできるようになる。

3D映像も3Dレンダリング機能で高画質化し、金属の光沢やガラス面の反射、床・壁の質感などを再現。倉庫内のオフィススペースを含めた提案の際には、より美しいパースを作成できる。

物流倉庫3Dスターターキットは33万円で1年ごとのサブスクリプションとなっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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