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NEC、HSコード特定サポートシステムを開発

2024年9月5日 (木)

サービス・商品日本電気(東京都港区、NEC)は5日、生成AIを活用し、HSコード(輸出入統計品目番号)の特定をサポートするシステムを開発したと発表した(特許出願中)。膨大なノウハウやナレッジが求められる通関士が不足するという課題に対し 、同システムの提供を通じ、通関士のノウハウやナレッジの伝承に貢献する。

(出所:日本電気)

HSコードは、国際貿易における輸出入品の分類を統一するために使用される世界共通の分類番号で、通関士が適切なHSコードを付与することで輸出入品の分類を行う。HSコードは数が膨大で、その分類は非常に複雑であるため、HSコードの特定には膨大な知識と経験が必要となる。そのため、人材の育成に時間がかかるとともに、作業が属人化することが現場の課題となっていた。

同システムは、HSコードを知りたいアイテム名を入力することで、HSコードの候補を提示し、その特定を支援するもの。また、HSコードの特定にあたり情報が不足する場合は、生成AIが不足する情報を提示することでHSコードの特定を支援するとしている。同社は今後、同システムの更なる性能向上を実施し、2025年度の提供開始を目指す。

なお同社は、9月10-13日に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2024」に同システムを出展、先着5社まで無償トライアルを提案する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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