財務・人事南日本運輸倉庫(東京都中野区)は5日、ベトナム人大学生6人をインターンとして受け入れ、8月29日に入社式を行ったと発表した。大学生は、1年間の滞在期間中に、実務を経験しながらフローズン・チルドなど日本の物流技術を学ぶ。
インターンの6人は、全員がベトナムのトゥイロイ大学(ハノイ市)の物流学科に在籍する2、3年生の男女。埼玉物流センター(さいたま市)に配属され、日本語や日本文化への理解も深めてもらう。
南日本運輸倉庫でのインターンシップは2022年から始まり、今回は第3期生となる。これまでに計17人を受け入れており、今年12月にも6人を受け入れる。
ベトナムでは近年、経済が大きく成長しており、国際的にも注目を集めている。経済発展とともに、物流業の成長も著しい。同社は2020年にベトナム人の人材育成を手掛けるアプライズ(東京都品川区)とともに、物流分野でのグローバル人材の育成を目的とした合弁会社をハノイ市に設立している。
29日の入社式で、同社の大園圭一郎社長は映像を通じて挨拶し、「われわれは、今後コールドチェーンにおいて海外との架け橋になっていく。この1年で物流の基礎を学び、活躍できる人材になってほしい」などと激励した。
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