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南日本運輸倉庫、ベトナムで生鮮品の鮮度保持実証

2025年3月24日 (月)

調査・データ南日本運輸倉庫(東京都中野区)は24日、ベトナムのハイ・ポング・ポート・サービス・ジョイント・ストック・カンパニー(HPS)およびDENBA DISS(埼玉県戸田市)と共同で、生鮮品の鮮度保持に関する実証実験を開始すると発表した。3社は次世代コールドチェーンの構築を目指し、鮮度保持技術の有効性を検証する。

ベトナムでは農業を経済成長の柱と位置づけており、高品質な生鮮品の安定供給と輸出拡大が重要課題とされている。一方で、保存インフラの未整備により、農作物の廃棄や価格変動が問題となってきた。これに対し、冷凍冷蔵輸送・保管のノウハウを持つHPSと、鮮度保持技術を提供するDENBA DISS、コールドチェーンサービスを展開する同社が連携し、4温度帯(2度、5度、8度、マイナス25度)で実証実験を行う。

同実験では、8月を目途に結果をまとめ、事業化の可能性について協議を進める。南日本運輸倉庫は、日本で培った物流ノウハウを活用し、ベトナムにおける高品質なコールドチェーン構築と食品流通の効率化を通じて、現地経済の発展に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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