
▲新倉庫(出所:マースク)
拠点・施設A.P.モラー・マースクは5日、アメリカ・テキサス州エルパソに新たな物流倉庫を開設したと発表した。この倉庫は、アメリカとメキシコの国境付近に位置し、増加するクロスボーダー物流需要に対応するために設立された。面積はおよそ38万000平方メートル(40万2000平方フィート)で、エルパソとメキシコのシウダード・フアレスを結ぶイエスレタ・サラゴサ国際橋から5分の距離にあり、迅速かつ柔軟な貿易を可能にしている。
この施設には73のドックドア、2つの大型貨物用ランプ、116台分のトラックヤードがあり、貨物の受け取り、仕分け、統合、および北米全体への配送が効率的に行える設計となっている。また、24時間の監視体制と完全に囲まれた敷地が整備されており、セキュリティーも万全である。
さらに、この倉庫は税関保税倉庫として機能しており、顧客は商品が消費または再輸出されるまで関税の支払いを延期できる。また、8000平方メートルの対外貿易ゾーン(FTZ)があり、無期限で関税を課されずに商品を保管できることが特徴。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com