拠点・施設味の素は7日、連結子会社の味の素ファインテクノ(AFT、川崎市川崎区)を通じ、岐阜県可児市の可児御嵩インターチェンジ工業団地内に新工場用地を取得すると発表した。半導体パッケージ向け層間絶縁材料「味の素ビルドアップフィルム」(ABF)の新工場建設を計画しており、2028年着工、32年稼働開始を予定する。取得額は12億円。半導体市場拡大を見据え、生産能力増強と安定供給体制強化を進める。
新工場は、AFT本社工場(川崎市)、群馬工場(群馬県昭和村)に続く3拠点目となる。ABFは半導体パッケージ向け層間絶縁材料として1999年から展開しており、CPUやGPUなど高性能半導体向けでデファクトスタンダードの地位を築いている。AI(人工知能)向けデータセンターやクラウドサービス需要拡大を背景に、今後も市場成長が続くと見込まれている。
新工場では、2030年以降の需要増加を視野に、生産能力拡張に対応できる設計を採用する。また、BCP(事業継続計画)観点から、本社工場や群馬工場と一定距離を置いた立地とし、災害時などの供給リスク分散を図る。物流面では、東海環状道や中央道へのアクセス性を活用し、中京圏を含む広域サプライチェーンとの接続性向上も見込まれる。
工場運営では、自動化技術やICT(情報通信技術)を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。適正在庫管理を通じたSCM強化も進め、需要変動対応力や供給安定性向上を狙う。加えて、再生可能エネルギー活用によるGHG(温室効果ガス)削減や環境負荷低減にも取り組む方針だ。
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