調査・データデータの力で物流課題を解決するHacobu(ハコブ、東京都港区)は11日、「今こそ、物流を『経営アジェンダ化』するCLO実態調査リポート2024」を発行したと発表した。
「物流関連2法」改正に伴う物流効率化の取り組みで対応済み・推進中がもっとも多かったのは「荷待ち・荷役時間の把握」で合計68.5%。CLOの設置は71.9%が対応済み・推進中・検討中と答えた。
「CLO(最高ロジスティクス責任者)を知っているか」との問いには、「役割や責任を含めて詳しく知っている」19.9%、「名称は聞いたことがあり、概要は理解している」37%、「名称を聞いたことはあるが、詳しくはわからない」27.4%、「初めて聞いた」15.8%となった。
「CLOが直面する課題はなにか」との問いには、「長期ビジョンおよび計画の策定」43.8%、「社内の営業・調達など他部門との連携・調整・支援」42.5%、「人材の育成、確保」39.7%が上位を占めた。
「CLO設置により期待する効果は」との問いには、「部門を超えた物流最適の実現」50%、「コスト削減、業務効率化の向上」41.1%、「物流DXリーダーの育成と確保」26.7%が上位を占めた。
同調査レポートは、従業員1000人以上の大手荷主企業(物流子会社含む)125社・146人を対象に実施された。
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