サービス・商品物流システムエンジニアリング企業のAPT(千葉県千葉市)は19日、物流統括管理者(CLO)を支援する新サービス「Logiドック」を、物流業務におけるソリューション事業を展開するストラソルアーキテクト(SSA、東京都港区)と、サービスを開始したと発表した。
今年5月に、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(流通業務総合効率化法)」が改正され、一定規模以上の特定荷主は、CLOの選任や物流効率化に向けた中⾧期計画作成が義務付けられた。中⾧期計画に基づく取組の実施状況が不十分な場合、勧告や命令が出される。
しかし、「何から取り組めばよいのかわからない」という声も多く、両社はCLO視点で専門的な物流診断を行うサービスを提供することにした。
同サービスでは、CLO視点でのオリジナルの診断メニューの作成や、「SCM戦略」「運用」「システム」の3つの評価軸に基づいた現状評価など、問題点の可視化が可能だ。加えて、解決の方向性を導出、新運用フローの策定、投資対効果の試算も行うことができ、マテハンやシステム選定などの実行支援も提供する。
両社は「これまで培ってきた経験を基に、荷主にとってメリットとなる物流改革・効率化を推し進め、経費削減や収益向上につなげる」としている。また、APTは今後、各企業の個別ニーズに合わせた支援サービスも提供し、より多様な業界や企業規模にも対応できるようサービスの幅を広げていく。
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