サービス・商品物流システムエンジニアリングを手掛けるAPT(アプト、千葉市美浜区)は3日、物流・製造業のコンサルティングを展開するストラソルアーキテクト(東京都港区)とともに、物流統括管理者(CLO)支援の新サービス「Logiドック」を開始したと発表した。荷主に対し、物流効率化の中⾧期計画作成や取り組みをサポートする。
今年5月に、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(流通業務総合効率化法)」が改正され、一定規模以上の特定荷主は、CLOの選任や物流効率化に向けた中⾧期計画作成が義務付けられた。中⾧期計画に基づく取組の実施状況が不十分な場合、勧告や命令が出される。
しかし、「何から取り組めばよいのかわからない」という声も多く、両社はCLO視点で専門的な物流診断を行うサービスを提供することにした。
Logiドックは、企業に合わせたオリジナルの診断メニューを作成し、「SCM戦略」「運用」「システム」の3つの評価軸に基づき、現状を客観的に評価。問題点を可視化する。そのうえで、解決の方向性を導き、新運用フローを策定。投資対効果も試算できる。また、計画の取り組み状況の管理もできる。
両社は「これまで培ってきた経験を基に、荷主にとってメリットとなる物流改革・効率化を推し進め、経費削減や収益向上につなげる」としている。また、APTは今後、各企業の個別ニーズに合わせた支援サービスも提供し、より多様な業界や企業規模にも対応できるようサービスの幅を広げていく。
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