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EVモーターズ・ジャパン、50億円融資契約締結

2024年10月2日 (水)

M&A電気自動車(EV)や充電ステーションの販売・メンテナンスを手掛けるEVモーターズ・ジャパン(北九州市若松区)は9月30日、中小企業基盤整備機構(中小機構)による「革新的技術研究成果活用事業円滑化債務保証制度」を活用し、総額50億円の融資契約を結んだと発表した。

三井住友銀行を幹事金融機関、福岡銀行を副幹事とするシンジケートローンで、福岡ひびき信用金庫、北九州銀行、紀陽銀行、横浜銀行、広島銀行、佐賀銀行、西日本シティ銀行、足利銀行が参加している。

同制度の認定を受けたベンチャー企業は、量産体制整備のための資金などを民間金融機関から借り入れる際、中小機構の債務保証を受けられる。

同社は、商用EVの最終組み立てやEV技術の発信、新たな地場産業や雇用の創出などを目的とした体験型EV複合施設「ゼロエミッションe-PARK」を北九州市若松区に建設を進めており、融資で調達した資金は設備の整備や運転資金などに活用。商用EVの量産体制の構築を図る。

同施設は「EVを広げる・EVを感じる・EVの施設を楽しむ」をテーマに、EV車両の生産だけにとどまらず、EV資料館を設け、EVの試乗や試運転、工場見学などが楽しめる体験型EV複合施設として整備する。風力発電やソーラー発電を活用した再生エネルギーによる自立発電での稼働を予定している。

ことし1月に最終組み立て工場の一部や試運転コースを整備する1期工事が終了し、現在はオフィス棟や塗装場の一部を建設する2期工事を進めている。2期工事はことし12月に完了する予定で、4期工事を終えて、施設が完成するのは27年末を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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