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東海理化、車輪脱落予兆システムが国交省に採用

2024年10月2日 (水)

荷主製造業の東海理化は2日、同社が開発した大型車のタイヤ脱落の予兆を検知するシステム「天護風雷」(てんごふうらい)が、国土交通省が実施する「大型車の車輪脱落事故防止(ハード対策)の実証調査」に採用されたと発表した。また採用に伴い、実証調査に協力する積雪地域のトラック事業者向けへの販売を開始する。

▲緩み検出から通知までのプロセス(クリックで拡大、出所:東海理化)

天護風雷は、同社の従来製品開発で培ったセンサー・通信技術を生かすことで、走行中でもタイヤを固定するナットの回転角をリアルタイムで検知でき、ドライバーに早い段階で車輪脱落の予兆を通知できる。

同社が採用された実証調査は、国土交通省の「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」とりまとめにおいて、「大型車の使用者などのタイヤ脱着作業者による人為的な作業ミスを前提としたハード対策」として、ナットの緩みの予兆検知などに関するハード対策について、製品化に向けた取り組みを推進するため実施される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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