厚労省、11月に取引の｢しわ寄せ｣防止キャンペーン

環境・CSR厚生労働省は、11月を「過労死等防止啓発月間」とし、関連キャンペーンを実施する。特に大企業と中小事業者の取引での「しわ寄せ」を防止することに重点を置き、短納期発注や急な仕様変更に伴う不当な労働条件の改善を求めている。

具体的には、発注側の事業者が短納期発注や仕様変更を行う際に、残業代などの適正なコストを負担することを推奨している。また、発注の安定化と内容の明確化も取引適正化への重要な改善項目としている。

11月2日には、「過重労働解消相談ダイヤル」を設置し、全国の労働局で特別労働相談が行われる予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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