サービス・商品日野自動車(東京都日野市)は1日、今年4月に提供開始したごみ収集業界向けサービス「GOMIRUTO(ごみると)」に、「タスク管理サービス」を追加したと発表した。顧客ごとの作業内容や収集量、当日の訪問リストなどを、タブレットやスマホなどの端末で管理できるようになる。
GOMIRUTOは、ごみ収集車両に取り付けた専用機器で位置情報を取得し、走行ルートを地図上にリアルタイムで記録。管理端末から、あらかじめ設定したルートと実際の走行ルートを比べたり、未収集のエリアを確認したりできる。また、集めたデータをもとに作業員の配置や収集ルートの見直しをサポートするオプションサービスもある。
今回追加されたタスク管理サービスでは、作業員がごみの収集量や品目をタブレットに入力すれば、そのまま管理者と情報を共有できる。また、収集車両に搭載された重量センサーによる自動入力も可能になる。
事業系ごみの収集運搬では、ごみの種類や量に基づいて料金が定められる場合が多く、作業員は顧客別、品目別に収集量を正確に把握し、リスト化しなければならない。しかし、これまでは用紙に手書きで記入しており、記入作業の手間や書き間違い、集計時の入力ミスなどが課題だった。
しかし、タブレットに入力すれば、書き間違いや入力ミスが減り、作業員や集計担当者の負担が軽減される。情報も即座に共有されるため、業務の効率化にもつながる。
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