ロジスティクスジャパンマリンユナイテッド(神奈川県横浜市、JMU)は4日、グリーンイノベーション基金事業「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトフェーズ2における浮体式洋上風力実証事業として選定された「浮体式洋上風力実証事業低コスト化による海外展開を見据えた秋田県南部沖浮体式洋上風力実証事業」について、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より交付決定通知書が発行され、正式に研究開発を開始したと発表した。
秋田県南部沖の沖合25キロ、水深400メートルの海域に、1基あたり15メガワット超の風力発電機2基を設置する実証事業に、9社からなるコンソーシアムで取り組み、同事業の期間はことし8月から2031年3月で、発電所の運転開始は29年秋ごろを予定している。
同社は、GI基金プロジェクトフェーズ1において、自社開発した大型風車用セミサブ型浮体コンセプトを用いて浮体式基礎製造・設置低コスト化技術開発を実施し、浮体式洋上風力発電における浮体基礎・係留システム・海上工事(風車搭載・風車浮体設置)の EPCI全体で浮体基礎の量産化及び設置低コスト化実現のための知見・技術を確立した。同事業では、これらの研究開発成果を活用し、EPCIの分野で6テーマ、O&Mの分野で1テーマの合計7テーマについて、浮体式洋上風力発電の社会実装に向けたさらなる技術的課題解決に取り組む。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com