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浮体式洋上風力実証がNEDOに採択、JMUなど

2024年6月12日 (水)

調査・データジャパンマリンユナイテッド(JMU)は12日、同社が参画する「秋田県南部沖浮体式洋上風力実証事業」が採択されたことを発表した。

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)がグリーンイノベーション基金事業として行うもの。このコンソーシアムに参画するのは、同社を含め、丸紅洋上風力開発(東京都千代田区)、東北電力(宮城県仙台市)、秋田県南部沖浮体式洋上風力(東京都千代田区)、東亜建設工業(東京都新宿区)、東京製綱繊維ロープ(愛知県蒲郡市)、関電プラント(大阪府大阪市)、JFEエンジニアリング(東京都千代田区)、中日本航空(愛知県西春日井郡)の9社。

この事業は、秋田県南部沖25km、水深400mの海域に、1基あたり15メガワット超の風力発電機2基を設置し、2030年までに商用化を目指す。2024年7月から2031年3月までの期間で実施され、風力発電の低コスト化と海外展開を視野に入れたもの。風車はセミサブ浮体を使用し、2031年3月までの運転開始を予定している。

コンソーシアムは、浮体式洋上風力発電のコスト低減を図り、その導入拡大を目指す。また、国内サプライチェーンの構築や人材育成にも寄与し、カーボンニュートラルの実現に貢献する予定である。広範囲な海域への設置が可能なため、経済波及効果も期待されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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