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貨物船などCO2排出抑制基準強化、25年1月から

2024年10月9日 (水)

行政・団体国土交通省と環境省は3日、船舶からのCO2放出の抑制指標となる基準を定める省令の一部改正について、パブリックコメントの公募を開始した。

省令改正は、2020年11月に国際海事機関(IMO)の第75回海洋環境保護委員会で採択された、自動車運搬船など一部の船種に対する規制値の強化に基づくもの。新基準では、RORO船やタンカー、自動車運搬船などの規制値を最大30%削減することが義務付けられる。改正令は12月2日に公布され、来年1月1日から施行予定。

規制強化の背景には、国際的な気候変動対策の一環として、海洋での温室効果ガス(GHG)削減が求められていることがある。船舶の用途や大きさに応じて、基準に合わせたEEDI(エネルギー効率設計指標)によるCO2放出削減を義務付けることで、環境への影響を低減する狙いだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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