行政・団体国土交通省と環境省は3日、船舶からのCO2放出の抑制指標となる基準を定める省令の一部改正について、パブリックコメントの公募を開始した。
省令改正は、2020年11月に国際海事機関(IMO)の第75回海洋環境保護委員会で採択された、自動車運搬船など一部の船種に対する規制値の強化に基づくもの。新基準では、RORO船やタンカー、自動車運搬船などの規制値を最大30%削減することが義務付けられる。改正令は12月2日に公布され、来年1月1日から施行予定。
規制強化の背景には、国際的な気候変動対策の一環として、海洋での温室効果ガス(GHG)削減が求められていることがある。船舶の用途や大きさに応じて、基準に合わせたEEDI(エネルギー効率設計指標)によるCO2放出削減を義務付けることで、環境への影響を低減する狙いだ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com