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山九、姫路ケミカルセンターに倉庫1棟増設

2024年10月10日 (木)

拠点・施設大手総合物流の山九(東京都中央区)は9日、兵庫県姫路市で運営する危険物倉庫「姫路ケミカルセンター」に新たな倉庫を増設したと発表した。

▲姫路ケミカルセンター(出所:山九)

同センターは2022年に倉庫1棟で開設したが、姫路市周辺エリアでの危険物倉庫のニーズが依然として高く、敷地面積を3166平方メートル拡張し1棟(1000平方メートル)の常温倉庫を増設した。

同センターは倉庫内に柱がないため、広く使えることが特徴。掘り込み式のコンテナスロープも設けられ、法令で定められた倉庫天井高を最大限維持・活用できる。国内貨物から輸出入貨物、小ロットから大ロット貨物、短期保管から長期保管までと幅広く対応。1棟目と同様に関西、中四国地方の各種メーカーからの在庫ストックポイントや輸出入発着拠点としての活用を想定している。

同社では近隣にある各物流拠点と連携し、輸出入通関業務から倉庫・梱包、輸配送まで一貫して作業を遂行できる体制を整えている。

増設の完成は今月1日で、同日には三重県菰野町にも北勢第3物流センターを開設した。これで、関東、中部、関西、九州を網羅する形で、全国13か所、総延べ床面積2万7800平方メートルの危険物倉庫を持つことになった。

「姫路ケミカルセンター」概要
所在地:兵庫県姫路市飾磨区今在家1088
敷地面積:事務所7608平方メートル
延床面積:2000平方メートル(1000平方メートル倉庫2棟)
アクセス:神戸港から65キロ播磨臨海工業地域から10キロ
増設完了:2024年10月1日

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LOGISTICS TODAY編集部
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