M&Aストライトン・エナジー(米国)は13日、C&Dテクノロジーズとトロージャン・バッテリー・カンパニーを傘下に持つC&Dトロージャン(同)の買収契約を締結したと発表した。買収は2026年第3四半期の完了を予定しており、規制当局の承認などを経て実施する。取引金額は公表していない。
今回の統合により、輸送、産業、重要インフラ、軍事・政府向けまで幅広い用途を対象とした鉛蓄電池とリチウムイオン電池を中心とするエネルギー貯蔵ソリューションの提供体制を強化する。物流分野では、トラックや商用車、船舶、鉄道、フォークリフト、倉庫内搬送機器など幅広い輸送・物流機器向け電池製品を拡充し、サプライチェーンを支えるエネルギーインフラの強化を目指す。
買収完了後、ストライトン・エナジーは米国内15か所のバッテリー製造・部品工場を運営し、3700人を雇用する体制となる。垂直統合型の製造基盤を強化するとともに、生産能力を拡大し、需要増加への対応力を高める。特に、ハイブリッド車やアイドリングストップ車向けのほか、データセンターや通信設備のバックアップ用途でも需要が拡大するAGM(吸収ガラスマット)バッテリーの製造能力を増強する計画だ。
また、C&Dトロージャンが保有する米国、メキシコ、中国の製造拠点に加え、欧州とアジアの拠点も統合することで、グローバルな供給体制を拡充する。
C&Dトロージャンは、データセンターや通信、電力インフラ向け定置用電池のほか、ゴルフカートや低速電動車、作業車両、RV、船舶向け特殊用途バッテリーを展開している。両社は統合により製品群を拡大し、エネルギー需要の高度化や物流インフラの安定運用を支える電池ソリューションの提供を加速させる。
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