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インテル、アイルランド工場に50億ユーロ投資

2026年7月14日 (火)

国際米インテルは13日、アイルランドのリークスリップ工場に50億ユーロ(57億ドル)を投じ、生産能力を拡張すると発表した。既存の製造施設を改修し、先端製造装置を導入することで、AI(人工知能)や高性能コンピューティング向け半導体の供給力を高める。

対象となるリークスリップ拠点では、「Intel 3」プロセスを用いたサーバー向けプロセッサー「Intel Xeon 6」と次世代Xeon(ジーオン)の生産を拡大する。既存のクリーンルームを活用して生産量を引き上げるほか、研究開発機能も強化する。

▲リークスリップ拠点(出所:インテル)

設備面では、複数の工場棟を一体的に結ぶ自動搬送システムを拡張する。製造工程間の移動を高速化し、異なる生産モジュールを統合した生産環境を構築する計画。投資はすでに2026年初めから始まっており、建設工事や製造装置の設置に専門技能を持つ作業員を活用するほか、常勤の高度技術職も新たに雇用する見通しだ。具体的な人数は明らかにしていない。

インテルは1989年のアイルランド進出以降、同国に累計300億ユーロ超を投資してきた。リークスリップ拠点では現在4900人を雇用しており、同社の先端半導体生産を担う主要工場の1つとなっている。

今回の増強は、AI(人工知能)向けデータセンター需要の拡大に対応するとともに、欧州域内での先端半導体供給を強化する狙いがある。欧州連合が掲げる技術主権や半導体サプライチェーンの強靱化にも寄与するとしている。

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