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飲料5社、製造ロット逆転容認で追加輸送削減へ

2026年7月14日 (火)

フードアサヒ飲料、伊藤園、キリンビバレッジ、コカ・コーラボトラーズジャパン、サントリービバレッジ&フードの5社は、清涼飲料の納品時に賞味期限の順番が前後する「製造ロットの逆転」を一定範囲で認める取り組みを始める。セブン‐イレブン・ジャパンが今週から導入し、サミットも7月下旬から一部店舗と商品で実証する。

従来は、店頭や物流拠点で賞味期限の新旧が逆転しないよう、製造ロットをそろえるための追加輸送が発生していた。輸送を手配できない場合には、納品期限内の商品でも出荷や販売に回せず、店頭に並ぶ前に廃棄されるケースがあるという。

新たな運用では、流通企業が定める納品期限と販売期限を維持したまま、期限内の商品について製造ロットの逆転を一定範囲で許容する。追加輸送を減らし、ドライバー不足への対応や物流負荷の軽減、食品ロス削減につなげる狙い。

5社が参加する「社会課題対応研究会」の2025年調査では、ペットボトル飲料の店頭で賞味期限が1か月前後していても、9割近くが購入すると回答した。賞味期間が比較的長い清涼飲料では、消費者の購買行動への影響は限定的とみている。

研究会は24年11月に発足し、物流2024年問題や食品ロスへの対応を検討してきた。今後は賛同する流通企業を広げ、製造、卸、小売をまたぐ商慣習の見直しにつなげる。

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