ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日産が米・チャージスケープに出資

2024年10月11日 (金)

M&A日産自動車は8日、子会社の北米日産が、電気自動車(EV)を無線で送配電網につなげる事業を手掛ける米・チャージスケープに25%出資すると発表した。

チャージスケープは、ホンダや独BMW、米フォード・モーターが昨年9月に設立した合弁会社で、複数の自動車メーカーと米国やカナダ国内の電力会社とを結ぶ、共通の情報プラットフォームを構築。他の自動車メーカーにも参加を呼びかけていた。

チャージスケープが開発したソフトウェアは、EVと無線で接続し、電力送配電網の状況に応じて電力の流れを管理する。送配電網の需要が多いときは、車両への充電を停止したり、逆にEVバッテリーから電力を送配電網へ売電したりできる。

これによって、EVユーザーは経済的なメリットが受けられ、電力会社も電力需要が高い時間帯に火力発電を稼働する必要がなくなる。こうした電力需要の均等化によって、発電による二酸化炭素の排出量や発電コストの削減にもつながる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com