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日立物流、フォワーディング苦戦、国際利益59%減少

2013年5月9日 (木)

ロジスティクス2013年3月期通期連結決算(単位:百万円)

 2013年3月期2012年3月期増減率
売上高547,517553,934-1.2%
営業利益19,53523,131-15.5%
経常利益19,56822,916-14.6%
当期純利益11,15612,563-11.2%
■自動車関連で物量減、国内利益6%減少
小売、生活、メディカル関連分野などで案件を立ち上げるなど、新規案件の受託は底堅く推移したが、自動車関連など既存顧客の取扱い物量が減少し、国内部門の売上高は3755億6000万円(前期比3%減)、営業利益274億5200万円(6%減)となった。

■フォワーディング苦戦、国際利益59%減少
国際部門は生活、電気・産業分野などを中心に新規案件の受託が堅調に推移し、M&Aを積極的に進めたこともあり、部門売上高は1524億円と3%の増収を確保。

しかし、フォワーディング事業で、震災による航空貨物関連の緊急対応が終了したことなどにより、取扱い物量が減少。部門営業利益は11億2300万円(59%減)と伸び悩んだ。

■輸出環境の改善想定、今期売上高6000億円見込む
今期は円安を通じた輸出環境の改善などを想定し、新たな事業モデルの開発や新分野の開拓、M&Aの継続などの取り組みにより、連結売上高6000億円(前期比10%増)、営業利益265億円(36%増)、純利益147億円(32%増)を見込む。