サービス・商品H&Iグローバルリサーチ(東京都中央区)は10日、世界の自律移動ロボット(AMR)市場の動向をまとめたグランド・ビュー・リサーチの市場調査レポートの販売を開始したと発表した。レポートによると、市場は2024年から30年にかけて年平均15.3%成長し、市場規模は95億6000万ドルに達するとしている。
製造・流通施設では、ピッキングや梱包、移動、仕分けなどの作業にマテリアルハンドリング自動化システムを積極的に導入しているほか、輸送・ロジスティクス業界でも、需要の増加にともないAMRの導入が進んでいる。
23年の世界市場を地域別にみると、23年は欧州が世界収益の最大シェアを占め、市場をリードしている。特にオンライン食料品小売業者の負担軽減に貢献している。
事業分野別ではハードウェア・セグメントの割合が高く、今後も大きなシェアを占めるとみられる。AMRの技術が進歩にともない、使用されるハードウェア・コンポーネントもさらに高度化すると予想される。
また、タイプ別では対人ピッキングロボット部門が最も割合が大きく、多くのAMRが製造業に採用されている。
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