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世界の危険物物流、30年に3690億ドル市場に

2025年4月18日 (金)

調査・データグローバルインフォメーション(川崎市麻生区)は16日、「危険物ロジスティクス:市場シェア分析、産業動向・統計、成長予測(2025年~2030年)」の販売を開始した。同市場は2030年まで年平均6.08%の成長を続け、30年には3691億3000万ドル規模になると予測している。

レポートによると、同市場の規模は25年に2748億ドルに達したと推定される。危険物は国際貨物の大部分を占め、多くはガソリンなどの石油製品だと言われている。リチウム電池を輸送する必要性が高まっていることもあり、今後も高い水準での成長が見込まれる。

一方で、医療や原子力、石油・ガス、石油化学産業の分野で、危険物を扱う際の各国政府の規制も厳しくなることが予想されており、危険物を専門に扱う輸送業者へのニーズが高まることが予想される。

特に米国は今後5年以内に、サウジアラビアとロシアを抜いて世界最大の石油生産国になると予測されている。このため、米国から海外に石油やガス製品を輸送するには海運会社が欠かせず、さらなる危険物物流市場の拡大につながると期待される。

このほか、レポートでは世界各地域の現状や将来予想、競合企業、新型コロナウイルスの影響などを分析、解説している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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