M&AイオングループでITインフラを担う、イオンスマートテクノロジー(AST、千葉市美浜区)は18日、グループ内のバックオフィス業務サポートを担うイオンアイビス(AIBS、同)からIT事業を分割・統合すると発表した。新体制の発足は12月1日を予定している。
ASTは2020年、イオングループ内のDXを推進するITインフラ企業として設立され、最新技術を活用してイオングループのデジタルシフト戦略を進めるためのプラットフォーム構築や、ID統合などに取り組んできた。
一方、ITを使ったバックオフィス業務のサポートなどを手掛けてきたAIBSは基幹系システムの改良を進めながら、両社で協力してグループ各社のDX推進をサポートしてきた。
イオンでは、両社のIT事業統合によって、バックエンドからフロントまで一貫したサービスの提供が可能になるとしている。今後は、グループトータルアプリのiAEONをはじめとするデジタルサービスを一体運営して、両社が保有するシステムやサービスの融合を図り、新たなDXプラットフォームを開発する。
プラットフォームでは、店舗と電子商取引(EC)を融合した新サービスの提供や、需要予測に基づくサプライチェーンの構築を進めるなど、新たなサービスを展開し、顧客体験の高度化、従業員満足度の最大化を図る。
さらに、グループ全体のDXを推進するため、グループ内のデジタル人材を育成する役割も担う。
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