M&A日本紙パルプ商事(東京都中央区)は21日、オーストラリアの連結子会社ボール・アンド・ダゲット・グループの子会社であるBJボールが、ニュージーランドでの軟包装材事業と、オーストラリアでのサイン&ディスプレイ事業を譲り受けたと発表した。
同社によると、BJボールが、ニュージーランドに本社を置くパックライト・インダストリーズ(PI)から、食品包装を中心とした軟包装材卸売事業を譲り受ける。また、ボール・アンド・ダゲット・グループも、オーストラリアに本社を置き、サイン&ディスプレイ関連の販売、保守を手掛けるサイン・エッセンシャルズ(SE)から事業を譲り受ける。
PIは、食品分野の軟包装に強みがあり、農業用途を含むさまざま用途に使用される軟包装材を販売している。また、SEは豪クイーンズランド州で、サイン&ディスプレイなどのハードウェアの販売と保守サービスのほか、紙・フィルムといったメディアやインクなど消耗品の販売事業を手掛けている。
ボール・アンド・ダゲット・グループは今回の事業の譲り受けによって、軟包装材事業をニュージーランドでの成長戦略の柱として強化していく。また、クイーンズランド州でのシェア拡大を図りながら、オーストラリア全体で、サイン&ディスプレイ事業のさらなる強化を進める。
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