サービス・商品ニチレイフーズ(東京都中央区)は23日、福岡県宗像市にある「キューレイ第三工場」に、独自のデジタル帳票システム「NDPS」(Nichirei Digital Paperwork System)を導入し、ペーパーレス化と業務効率向上を実現したと発表した。
NDPSは、2023年4月に稼働した同工場で初めて導入され、帳票の印刷や配布、記録作業を大幅に削減。生産現場で使用する紙帳票を全てデジタル化し、年間2万8000枚の紙を削減するとともに、年間300時間以上の業務時間の短縮が可能となった。
また、AIを活用した「最適生産・要員計画立案システム」と連動し、帳票の自動出力によって人為的ミスの防止につながるほか、原材料の流れや加工記録をデジタル化する独自の生産支援システムや工場のカメラとも連携し、遠隔でのリアルタイムのデータ管理が可能となった。
この導入により、生産現場で使用する紙帳票を全てデジタル化し、年間2万8千枚の紙を削減することに成功した。
同社は、スマートファクトリーの一環として、AIとロボティックスの活用、省力化、データ活用による改善サイクルの高速化を目指しており、「NDPS」導入もその一環となっている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com