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沖縄の港湾・航空物流計画まとめ

2024年10月24日 (木)

調査・データ沖縄総合事務局は23日、沖縄の港湾・航空物流計画まとめを発表した。
まとめでは、沖縄の輸出入貨物の99.6%は港からであることから海上輸送機能が重要であることや、沖縄の重要港湾(那覇港、運天港、金武湾港、中城湾港、平良港、石垣港)における港湾整備事業などの計画が紹介された。

今回紹介された物流における主な概要や計画は以下の通り。

那覇港では、取扱貨物量の増加に伴い、船舶の大型化や増便が進んでおり、物流機能の強化が必要とされている。観光客の増加に伴い、RORO船の大型化が進行しており、2023年度からは新港ふ頭地区で新たな岸壁の整備や荷捌き地の拡張、ROROターミナルの拡充・再編が行われている。また、臨港道路若狭港町線の整備も進められている。

中城湾港では、大型船による穀物輸送やバイオマス発電所の燃料輸入、RORO船の就航などの需要が増加しており、国際物流ターミナルの整備が進められている。さらに、大規模地震発生時にも物流機能を維持できるように耐震強化岸壁が整備され、幹線貨物の輸送体制の強化が図られている。

平良港は、沖縄本島や石垣島との定期航路を有しており、生活物資の受け入れや離島への積み替え拠点として重要な役割を担っている。近年増加するRORO船の寄港に対応するため、港湾施設の整備が進行中であり、効率的な荷役作業を可能にするため、ふ頭用地の拡大が計画されている。また、地震時の物資輸送に備えて耐震強化岸壁も整備されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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