サービス・商品YE DIGITAL(北九州市小倉北区)は5日、倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」で、全工程の自動化設備への対応を完了したと発表した。当初は2025-27年度の中期計画で達成予定だったが、共通コンポーネント開発により設備連携プラグインの拡充を進め、初年度での実現となった。
同社は21年にWESとしてMMLogiStationを提供開始。倉庫内業務に必要なシステムをパッケージ化し、主要メーカーの自動化設備とのインターフェースを標準搭載する点が特徴だ。メーカーを限定しない“マテハンメーカーフリー”方針のもと、設備対応の拡大を継続してきた。
今回、設備制御機能の共通化を進め、連携プラグイン開発の基盤となる共通コンポーネントを整備。さらに業務別プラグインの汎用化により開発速度を向上させた。またPLC接続では複数プロトコルへの対応を進め、接続可能な機器の範囲を拡大した。
その結果、予定していた25年度中の対応機種12製品を上回り、汎用PLC2種類への対応、14製品でのプラグイン接続確認を達成。倉庫業務の全工程における自動化設備への対応を完了した。なお、各設備の通信仕様は同社標準通信仕様に準拠する必要があるとしている。
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