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商船三井のCVC、VRFBのアジア普及で協業

2024年10月25日 (金)

M&A商船三井が100%出資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のMOL PLUS(東京都港区)は24日、商船三井のシンガポール法人MOL(Asia Oceania)とシンガポールの蓄電池開発スタートアップ、VFlowTechとの間で、アジア・太平洋地域でのいバナジウムレドックスフロー電池(VRFB)の物流業界への導入推進に向けた覚書を締結したと発表した。VFlowが持つ最先端技術を活用し、商船三井グループや取引先の港湾施設やコールドチェーン倉庫へVRFBを導入していく。

VRFBはバナジウム電解液を循環させて充放電を行う蓄電池の一種。ほかの蓄電池が電極の化学変化で充放電するのに対し、電解液の化学変化(酸化還元)で充放電するため長寿命となり、不燃性の電解液を使うため安全性も高い。電解液の量で蓄電量を設定できることから大型化も容易で、世界で研究、開発が進められている。

2018年に設立されたVFlowの蓄電池システムは、独自の特許技術などで高い安全性と蓄電性能の両立を実現。現在、世界10か国以上にシステムを設置している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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